保育園の加配制度を勧められた!メリットは?申請時のデメリットも紹介

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早産 保育園 加配

みなさんこんにちは!

お嬢が胎児発育不全だったため、648gで出産したlala♪です。

これからお仕事の復帰を考えている方もいらっしゃいますよね。

発達ゆっくりさんのお子さんを、小さいうちから保育園に預けるのは心配になってしまいませんか?

私もそのうちの一人です。

お嬢は色々と考えて保育園で「加配」をつけるための申請をしました。

※お住まいの地区によっては加配制度がないこともあります。

今回の投稿では

・保育園の加配制度とは

・お嬢に「加配」をつける選択をした理由

・仕事復帰のタイミング

・保育園の加配制度の申請について

・加配をつけるか迷ったときは?

をお伝えいたします。

保育園の加配制度を利用するか悩んでいるママさんは必見ですよ♪

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保育園の加配制度とは

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発達ゆっくりのお子さんや、障害があり、集団生活を送るときに、適切な支援が受けられるよう、通常の職員数に加えて保育士をクラスに一人、多くつけられる制度です。

私の地区ではそれだけではなく、定期的に発達支援のアドバイザーが、加配を受けたお子さんの様子を見てくださり、アドバイスをいただくという取り組みも行っています!(こちらは知人の話によると、かなり良いとのこと!)

保育士のつけ方は役所に書類を提出する際に、

・日常ずっと1対1(マンツーマン)での支援を希望するか

・心配な部分だけ重点的に見て欲しいか(⇒ちなみにお嬢はこちらを希望しました)

を聞かれました。

lala♪

加配の先生は、クラスに一人保育士が多くいる、という状況。

必ずしもその子にマンツーマンでつくというわけではありません。

ただし、お子さんの状況に応じてマンツーマンでの対応が必要な場合もありますので、その際はその旨をご相談されることをおすすめします。

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「加配」を選択した理由

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お嬢に加配をつけるか、つけないか相当悩みました。

なぜお嬢に加配をつけたのか、理由としては二つです。

①身長、体重共に非常に小さく(SGA性低身長)安全面に不安があったから。

体も細く、身長も-4.0SG以下のお嬢。

同じクラスのお子さんとの体格の差で、ぶつかると吹っ飛ばされてしまうでしょう…。

ケガが心配でした。

さらに、歩行速度や運動面など、同級生について行けるかも心配でした。

lala♪

こちらの理由で、役所の方や見学に行った保育園からも加配をつけたらどうかと提案がありました!

②離乳食が遅れていて、栄養剤を飲んでいたから。

離乳食は少量しか食べられず、ミルク拒否もひどかったので栄養剤を飲んでいました。

しかもコップやストローではむせてしまうので、栄養剤は哺乳瓶で飲んでいました。

1歳児クラスでの申し込みで、多くのお子さんは完了食➡幼児食(ミルクや哺乳瓶は卒業)していくので、お嬢に手がかかってしまうことは容易に想像できました。

さらに栄養剤は薬扱いになるので、看護師のいる保育園でないと難しそうでした。

そして、極めつけは「胃軸捻転」による嘔吐です。

とにかく嘔吐しやすいので、食事面がものすごーーーーく不安でした…。

\”胃軸捻転”についてはこちら/

半年後を想定して

保育園の4月入所の申し込みは、約半年前。

早産のお子さんの中には、まだNICUに入院していたり、退院しても医療的ケアがあったりして、半年後は一体どうなっているんだろうと考えながら保活をしないといけないですよね。

良くも悪くも、あらゆる可能性を考える必要があります。

そんな半年後を見据えて、お嬢が普通に離乳食を食べて、栄養剤が外れたり、哺乳瓶を卒業したり、嘔吐がなくなったりする想像が全くできませんでした。

そもそも仕事復帰を1歳児クラスでするか、2歳児クラスで復帰するか非常に悩みました。

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仕事復帰のタイミング

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0歳児クラスで復帰するのは全く考えていませんでした。

お嬢の様子から、とても復帰なんてできませんでした…。

(胃軸捻転がわかり、経管栄養の話もあったので、医療的ケアの可能性もありました。)

そこで、入園時期を1歳児クラスか2歳児クラスか考えたときのお嬢のデメリット、メリットを比較してみました。

1歳児クラス

お嬢が1歳児クラスで入園する検証をしてみました。

1歳児クラスのデメリット

まだ自宅保育が必要な状態の可能性が高い(体調面、離乳食)

2歳児クラスまで待てば、お嬢は加配なしでもいけるかもしれません。

もしかしたら、2歳児クラス入園までには栄養剤が外れていて、服薬や吸入(吸入器で吸入もしています)も減って、離乳食も少しは形になっている可能性もあります。

しかし1歳児クラスではまだまだ手がかかる状態。

もし1歳児クラスの入園を考えるなら、加配は必要かと。

朝の準備(離乳食&栄養剤のダブル)や日々の服薬や吸入も、働きながらは結構負担になります。

上の子もいるので…。

lala♪

お嬢の育児が結構大変だったので、保育園の力を借りて成長もしていきたいところでした!

保育園に入ると、刺激を受けて食事面が進むという話もよく聞きます!

加えてお嬢は二人目なので、保育園無料になります!

1歳児クラスのメリット

2歳児よりも募集人数が多い

2歳児クラスの募集人数は本当に少ないです…。

もし仮に、お嬢が2歳児クラスでも全然今と変わらない状態だとしたら、2歳児クラスで加配をつけて申請することになります。

そうすると、希望の保育園は選べないだろうし、枠も狭いので厳しいです。

だったら1歳児クラスで加配をつけて申請した方が、まだ保育園の受け入れ的にも余裕があります。

2歳児クラス

お嬢が2歳児クラスで入園する検証をしてみました。

2歳児クラスのデメリット

・育休の手当が出なくなる

2歳児クラスの募集人数が少ないこともそうですが、一番痛いのは育休の手当が2歳から出なくなることです!

お嬢は5月生まれなので、約11ヶ月収入ナシです。

これはかなりの痛手です…!

2歳児クラスのメリット

・生活が少し楽になった状態で仕事復帰できる

臍突出症の手術が2歳の予定でした。

保育園の入園時は手術を終えていますし、その育児でどれだけ手がかかったとしても、1歳よりは確実に成長しています。

上の子も成長しているので、1歳児クラスで仕事復帰するよりは良い状態で仕事復帰できることが期待できます!

検証した結果

2歳児クラスで加配をつけると、入園したい保育園に入れない可能性が高いです。

そこで、とりあえず募集枠の多い1歳児クラスで加配申請し、希望する保育園をかなりしぼって、もし落ちて入園できなかったら2歳児クラスの入園にかけようと決めました。

あまり優先順位の低い保育園に1歳児クラスに入るなら、それは2歳児クラスでもできることなので…。

lala♪

1歳児クラスで加配をつけて、希望する入園できればラッキー!の気持ちで申し込みをしました。

2歳で手当てはなくなりますが、金銭面の優先度は低く考えました。

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加配申請の流れ

早産 保育園 加配

加配申請の流れですが、地区によって異なるので、あくまで私の地区を一例として参考にしていただけたら幸いです。

保育園の申し込み

4月入所の申し込みの時期に、同じように申し込みますが、通常の申し込みと異なった点としては

①郵送は不可。直接役所に申し込む。

②「発達の様子」という用紙の提出が必要

必要に応じて医者の意見書(診断書)が必要とのことでしたが、お嬢の場合は求められませんでした。

lala♪

お嬢のように超低出生体重児で生まれた場合は加配申請せず、通常の申し込みでも「医者の意見書」が必要な場合が結構多いです!

そのため、不要でびっくりしました!

観察保育を受ける

保育園を申し込んだ後、要支援相当のお子さんか判断するために、区立の保育園に行き(申し込んだ保育園とは関係なし)、区役所から指示された保育園へ「観察保育」を受けに行きます。

すぐに役所から連絡があり、申し込み時期が早かったので、早く観察保育を受けられるとのことでした!

lala♪

ギリギリまで希望の保育園を悩んでねばろうかと思ったのですが、早く申し込んだメリットもありました笑

観察保育の様子

お嬢は食事面に不安があったので、観察保育を受ける保育園に相談し、昼食の時間帯に観察を受けることになりました。

離乳食を持参し、摂食の様子を見ていただきました。

保育園の園長先生や他の先生たち、保育園の看護師さんが対応してくれました。

lala♪

(しかし指定された保育園、うちから結構遠かった…。)

観察保育後

対応してくれた保育園からの情報を元に、再度役所で要支援相当か判断し、認められれば加配の枠で保育園の申し込み、となります。

加配が認められない場合もある

そんなわけで、観察保育後、加配をつけたくても認められない場合があります。

そもそも、役所に申請する際、加配を受けるにあたり「早産だから」というのは理由としては弱い気がしました。

役所に申請する際にはじかれてしまう可能性があります。

体が普通のお子さんに比べて小さすぎるだけ、というのも、地区によっては認められない場合もありそうでした。

lala♪

うちの役所では加配を勧められましたが…

そこで、加配を希望するとしたら、早産児や体の小ささに+αの理由があると無難だと感じました。

例えば…

発達の遅れを強調

そもそも早産児は修正月齢通りに成長したとしても、実際の月齢にはどこかの部分で発達が追いついていないことが多いです。

保育園の申し込みで発達の欄を記入する頃に「修正月齢」での発達の様子を記入できない印象でした。

1歳半の発達検査をもし受けていたら、その結果も申請理由になりそうです!

持病を強調

早産のお子さんで、何かしらの持病を抱えている場合、そこを強調してみる、など。

お嬢の場合は胃軸捻転を強調しました。(加えて服薬、栄養剤の必要性)

医者の意見書診断書

お嬢は医者の意見書の提出を求められませんでしたが、多くの地区では求められる可能性が高いです。

こちらを強みにし、医師に事情を書いていただくと効果がありそうです。

(ちなみに、意見書よりも診断書の方が強い印象を個人的に受けます!)

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加配をつけるか迷ったときは

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もし、加配をつけるか、つけないかで迷った時は

役所の方

一旦、加配で申し込みをすることをおすすめします

とアドバイスを受けました!

理由としては

①加配が認められると、加点が高い

私の地区では加配が認められると加点が+5点つきます。

保育園の加配枠の空き状況によりますが、もし加配の枠に空きがあった場合は他のお子さんを差し置いて、確実に希望の保育園に入れます。

②加配が認められなかった場合でも…

観察保育後、加配申請が通らなかった…という場合、どうなるかというと、うちの地区では自動的に通常の申し込みに変わるので、保育園の申し込みをし直す必要はないそうです。

③途中からの変更がしやすい印象

保育園申し込みから半年後「発達の遅れ、大丈夫そう。加配なしでもいいかも」と感じたら、加配申請なしに変更の相談もしやすいのかなと感じます。

途中から加配申請に変更する方が難しい印象を受けました。

加配なしで申し込みをした際に起きるトラブル回避

これ、本当にある話なのでぜひ知っていただきたいのですが、

普通に保育園に申し込みをする ⇒保育園が決まる ⇒3月頃保育園と面談する 

⇒発達状況などお子さんの状況で、4月復帰を前にして保育園から「受け入れられないと言われる!!

保育園の直前拒否、できちゃうんです…。(役所に確認済み)

これ、辛いですよね…!!

1歳児クラスならまだ何とかなるとして、2歳児クラスだったら育休の期間も終わるし、他の保育園探すのも難しいし、絶望的です…!!(メンタルもやられます)

どうなっているかわからない半年後なので、お子さんの発達で心配な部分がある方は、加配申請をおすすめします!!

lala♪

ちなみに…

0歳児クラスで入園を考えている場合は、保育士さんの人数が多く、手厚いので加配申請はそこまで考えなくても良い気がしました。

入園する年に1歳を迎える子と、その年にまだ0歳の子がいて発達のスピードにかなり差もあるので。

もし今後心配なら、加配対応のできる保育園に入園し、後で加配の相談をするのも手です。

lala♪

保育園見学の際に、できれば入園する学年の様子を見させてもらって、

自分の子が加配なしで、このクラスで過ごせるかをイメージしてみることもおすすめですよ!

加配申請のデメリット

加配申請できたとしても、保育園の「加配枠」の空きがなければ入れません。(ここが痛いポイント!そのためお嬢は一旦、1歳児クラスでの申し込みを挑みました)

うちの地区の保育園では、一つの保育園全体で3~4人くらいの人数のため、非常に狭き門だと感じました。

さらに、空きがあるにも関わらず、加配申請済にも関わらず、お子さんの状態によって保育園側から受け入れを断られる可能性があるとのことでした。(区立の加配枠は、お子さんの状態に限らず、受け入れをほぼ断らないとのことでしたが、私立の保育園は、それぞれの判断に任されているとのことです)

lala♪

こちらに関しては、申し込みをする前に、希望する保育園の見学で、お話をしておくことをおすすめします!

※見学の際、個別に時間をとってただき、相談したいことをお伝えすると良いです!

説明会のように、集団で見学を行っている保育園もありますので!

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まとめ

「小さく生まれて、幼いうちに保育園に入れるのはかわいそうだと身内に言われました…」

とメッセージをいただいたことがありました。

しかし、実際保育園に通ってみると「正解のわからない育児の悩み」を相談できたり、子どもの成長を実感できたりして、

保育園に入れてよかった

と思われるママさんがとても多い印象です!(私もそのうちの一人です!)

そのため、働く選択をしたこと、保育園に入れる選択をしたことにぜひ自信をもっていただきたいです!

早産のお子さんの中には、多くの支援を必要としているお子さんがいます。

それでも、たくさんの人の手を借りながら集団活動の経験を積むことは、その子の感性や学び、人生を豊かにしていくことでしょう。

その後….お嬢は見事、加配申請で1歳児クラスの第一希望、内定いただきました!

入園までドキドキです…!

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