NICU退院後 赤ちゃんの体調は心配しすぎるくらいが ちょうどいい?

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こんにちは、娘(お嬢)を648gの超低出生体重児で出産したlala♪です🌟

苦しい妊娠期間を経てハイリスク出産し、赤ちゃんが無事NICU、GCUから退院する、というママさん、パパさん本当におめでとうございます👏

赤ちゃんと離れていた期間は様々な思いでいっぱいだったことでしょう。

一緒に赤ちゃんと暮らす生活が始まりますが、

早産や低出生体重で産まれた赤ちゃんは、体調崩しやすいの?

早産や低出生体重で産まれた赤ちゃんが体調を崩した場合は、どうしたらいいの?

と心配されているママさん、パパさんもいらっしゃいますよね。

そこで今回はお嬢の退院後の様子や他の低出生体重児の様子から、NICU退院後の赤ちゃんの体調と、体調不良の場合の対処法をお伝えします!

今回の記事を読んでいただくと、いざという時の備えになりますよ😊

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退院後の赤ちゃんの体調

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低出生体重児として産まれた赤ちゃんは、退院直後に体調を崩してまた「再度病院に入院」という赤ちゃんが多い印象をもちました。

例えば

  • 普通に出産した赤ちゃんはあまり入院することがない、「ものもらい」で入院
  • 気管支炎で入院

など。

医師によれば

退院して約1ヶ月(1ヶ月後の検診くらいまで)は

なるべくおうちで過ごしてください

とのことでした。

退院するということは、「赤ちゃんがおうちで過ごしても大丈夫な健康状態である」ということですが、まだまだ外の空気に慣れていないので、新生児と同じように退院後1ヶ月くらいまでは、なるべくおうちで過ごすようにしましょう。

退院した低出生体重児の赤ちゃんの体調不良は、一般的には「低出生体重児だからといって過度に心配することはない(赤ちゃんによりますが)」と言われていますが、妊娠中や出産の状況を考えると

lala♪

本当に?

と思ってしまいます。それにお伝えしたように、実際に退院後、また再入院している赤ちゃんもいます。

私は思うのですが、ハイリスク出産の方は何度も「赤ちゃんが死んでしまうかもしれない」と妊娠中不安だったのですから、退院した後に赤ちゃんの体調不良で不安になるのが当然。

lala♪

赤ちゃんの体調は心配しすぎるくらいでちょうどいい!

と思ったのです。


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母の感が的中

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実際に私がお嬢の体調不良で経験した2つのことを通して、「心配しすぎでちょうどいい」と感じたことをお伝えしますね!

これからお伝えする2つの出来事は、私が「心配しすぎ」でなければお嬢の「ヘルプ」に気付かなかった出来事です。

①医療ミスでお嬢が入院

入院していた病院ではなく、地域の小児科に初めてかかった時の話です。

お嬢が風邪をひき、発熱してしまったので近所の小児科に行き、アセトアミノフェン(解熱剤)を処方されました。

lala♪

あれ?なんだか量が多いな…

とは思ったのですが、そのまま飲ませてしまいました。(本当に後悔しています💦)

その後、お嬢が低体温になっていき、

lala♪

やっぱりおかしい。

上の子(当時2歳)の解熱剤の量より2~3倍の量の気がする!

と思い、小児科に確認。すると処方ミスが発覚!!

すぐにお嬢が入院していた大学病院に連絡し、夜間診療を受けると処方されるはずの量より、10倍の量を処方されていたことが発覚。

入院することになりました。

※なお、この件につきましては病院と薬局より謝罪を受け、和解が成立しておりますので、具体的な病院名等の公表は避けさせていただきます。

お伝えしたかったことは

おかしい」「変だ」という直感を大切にしていただきたいということです。

🌟薬局で処方を受ける際にすべきこと

補足ですが…「薬の処方」に関して、不安や心配があるという方に向けて。

お嬢の経験を踏まえて、薬局で薬の処方を受ける際にすべきおすすめポイントを3つお伝えします!

ポイント

  • 薬の量に間違いがないかチェックする癖がつける
  • 「お薬手帳」に子どもの生年月日と「心配なこと、アレルギーなど」を記載しておく
  • 信頼できる「薬局」で薬を受け取るようにする

薬の量に間違いがないかチェックする癖がつける

お嬢が薬の処方ミスを受けてしまったのは、「早産」や「超低出生体重児」だったからではありません。

普通に小児科に通っている子供なら、誰でも起こりえたミスだったのです。(医師のケアレスミス、受付の生年月日記入ミス、薬剤師の確認ミス)

その後、別の話ですが「超低出生体重児」のママさんの中に「いつもの薬が、2倍の量を処方されてしまった」という方がいました。

(以前お嬢の話をしていたのを覚えてくださっていて、薬の量を気を付けていたので事前に気付けたとのこと!飲む前に気付けた素晴らしい行動です👏)

ただの「早産」だけでなく、「胎児発育不全」で修正月齢よりも体の小さい赤ちゃんは、生年月日と薬の処方量が合わないため、気付かれにくい可能性があります。(当然、体重で薬の量を決めて処方していて、薬局でも体重を確認するはずなのですが)

処方された薬の量は必ず確認する癖をつけることをおすすめします!


●「お薬手帳」に子どもの生年月日と「心配なこと、アレルギーなど」を記載しておく

お嬢が医療ミスを受けた際、病院側から薬局側に「生年月日(西暦)」が間違えて伝えられていました。

仮に私がお薬手帳にお嬢の生年月日を書いていたなら(正直それでも見落としていた可能性は高いのですが)、防げた少し可能性があります。

また、お薬手帳に

lala♪

以前、服薬ミスをされたことがあったので、薬の説明を丁寧にお願いします

と記載しておいたので、他の薬局でお薬手帳を見た薬剤師は丁寧な説明をしてくださいました。

心配なことを書いておくと安心して薬の説明が受けられる可能性がありますので、おすすめです。


信頼できる「薬局」で薬を受け取るようにする

「薬局はどこでもいいや」と思っていませんか?

今までいくつかの薬局で薬の処方を受けてきましたが、残念ながら

✓やたら待ち時間が長い(➡薬剤師の人手不足が主な原因)

✓薬の説明が短い(ほぼ、ただ渡して終わりの状態)

という薬局がある印象でした。

薬局は「選べる」時代です。

信頼できる「薬局」を見つけて、薬の処方を受けることをおすすめします!

私の信頼できる薬局は「LINE」で処方箋の写メを送ると薬を用意してくれます。また、すぐにレスポンスがあります。

薬剤師

うちなら30分もあれば処方する薬を用意できます。

ジェネリック、正規品の薬を比較し、水に溶けやすいものを用意してみました

という神対応!!✨

困ったことを「相談しやすい」薬局をぜひ探してみてくださいね。

②新たな病気が発覚

上の子から風邪がうつり、体調が悪化してしまったお嬢。

生後11ヶ月、(修正9ヶ月)でしたが、とにかく嘔吐がすごくて、母はもう限界…。

ミルクがほとんど飲めずに体重が減っていきました。

何度も病院に通ったのですが、

医者

このくらいの時期の赤ちゃんは吐きやすいからしょうがないんですよね

医者

風邪ひいてる時は嘔吐しやすいので…。体調不良の時はミルクもあまり飲めないですよ

そうは言われても、あまりにおかしな吐き方をしているし、ただでさえミルク拒否が激しかったお嬢は痩せていくばかり。

なんとか主治医にコンタクトを取り

lala♪

検査を依頼したい!!!

と直談判してなんとか検査を依頼しました。

すると、お嬢は「胃軸捻転症」だったことが発覚しました。

医療ミスの件や子供の体調不良時の判断を通し、「母の感」は本当にすごいなと感じたわけです。

🌟大学病院がフォローしてくれるのは強み

胃軸捻転症」(簡単に言えば胃がねじれてしまっている状態)はどの赤ちゃんにでもあり得る病気でした。

これは推測ですが、通常生後2~3ヶ月で良くなっていくことが多いのですが、お嬢は生後11ヶ月、(修正9ヶ月)で通常の赤ちゃんの生後1~2ヶ月の大きさしかありませんでした。

なのでお嬢がこの時点で「胃軸捻転症」だったのは納得で、体が大きくなっていけば改善されるのに、体がなかなか大きくならないので改善されないわけです。

つまり今後も嘔吐は続く可能性が高かったのです。

このように、胎児発育不全だったから起こりえたと考えられる体調不良の原因もあるわけです。

しかも、この病気は大学病院のような大きな病院でなければ発覚しなかった病院。

NICUを卒業した赤ちゃんは

・フォローアップ検診

・困ったときに気軽に大学病院(主治医)に相談できる

ので、何かあったときに「迅速に」検査してもらえたり、対策を考えてくれたりすることができます。

大学病院にすぐつながることは、低出生体重児のママの、大きな強みなんです!

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体調不良時の対応

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ここまで低出生体重児の赤ちゃんの体調は、「心配しすぎても大丈夫!」という話をお伝えしてきました。

では、低出生体重児の赤ちゃんが実際に体調不良になったらどのように対応すればよいのでしょうか。

※低出生体重児の赤ちゃんの体調不良には個人差があり、参考程度にしていただければと思います。

同じ医師に診てもらえる小児科がおすすめ

「少し風邪気味」程度であれば、入院時の病院でなくても、家の近所の小児科で診てもらいたいですよね。

大きな病院は大変混みますし、家から離れた距離にあることも多いからです。

NICUをする際に「かかりつけの病院」を決め、紹介状を受け取った方もいらっしゃることでしょう。

おすすめの小児科は「個人」で経営していたり、大きな病院でも「担当医師を指名できる」など、「同じ医師」に診てもらえる病院です。

医師が輪番制の病院だと

  • 担当する医師によって薬の量や回数が違う
  • 今までの体調不良の経過を一から説明することになる
  • 医師によって診断が異なる場合がある

というデメリットを感じました。

なので、できるだけ「同じ医師」に診てもらえる病院をおすすめします!(信頼できる医師も探してみましょう♪)

夜間や休日受診するかを迷ったら「病院」に電話

赤ちゃんが発熱や嘔吐など、夜間診療をすべきか迷った場合は、夜間や休日診療を行っている病院(特に入院していた病院)に電話して相談することをおすすめします。

実は何度か#8000「子ども医療電話相談事業」に電話をかけて相談したことがあるのですが

スタッフ

そうですねー、病院に電話して聞いてみるのがいいと思います

という返答ばかり…。最初から病院に電話かければよかった、と思うことが多々でした。(あくまでお嬢の場合は、ですが)

夜間や休日診療をやっている病院は大学病院のような大きな病院が多い印象で、病院に電話すると、こんなメリットがあります!

  • 入院していた病院なら、低出生体重児に知識のある医師から適切なアドバイスがもらえる
  • 夜間に電話すると、次の日の診察の「予約」が取れる可能性がある

私も実際にお嬢が退院後、初めて発熱した際、夜間に入院していた病院に電話相談したことがあります。

医師

低出生体重児でも、この月齢なら、発熱は少し様子みて大丈夫でしょう

とアドバイスを受けたので、焦らず夜間受診なしで一晩様子をみました。

すると次の日熱は下がり、元気になりました。

悩んだらぜひ直接「病院」と相談することを検討してみてくださいね。

夜間や休日の「訪問診療」に登録しておく

コロナ禍で発熱外来がパンクした際に、利用者が増え、注目を浴びた夜間や休日の「訪問診療」です。

例えば

  • ファストドクター
  • ナイトドクター
  • みてねコールドクター
  • ホームドクター

など。

おすすめポイントは

  • 乳幼児は乳幼児医療証で大人よりも金銭的に安く済む
  • 夜間や休日に必要な薬がその場ですぐ手に入る(薬の種類によっては手に入りにくいものもあります)
  • 医師が自宅まで来てくれるので、ワンオペ育児や兄弟がいる家庭は本当にありがたい
  • PCR・インフルエンザ・溶連菌・アデノウィルス・ マイコプラズマ肺炎・RSウイルスなどの検査が受けられる(結果は後日になるか可能性があります)

夜間や休日の「訪問診療」にはこんなメリットがたくさんあるんですよね。

注意していただきたいのが、私がいざ利用しようとした時に、子どもの情報登録に手間がかかりました💦

なので、いざという時に備えて事前に」登録を済ませておくことをおすすめします!(これは本当に!)

また、夜間や休日の「訪問診療」は「オンライン診療」を行っているところが多く、

いつもの薬だけ処方してほしい。

そこまで大した風邪じゃないし、病院に連れていくと、病院で他の病気がうつってしまいそうで怖い

と考えている低出生体重児のママさんには、「オンライン診療」もおすすめです。

様子が変なら、ためらわずに救急車を!

お嬢でなく、上の子の話なのですが、熱性けいれんを起こした際に救急車を呼びました。

➡病院で検査を受けた結果、「RSウイルス」で、感染症の数値が高く、即入院になりました。

一般的に熱性けいれんはすぐに収まれば救急車を呼ばなくても大丈夫と言われていますが、私はためらわず救急車を呼びました。

(救急隊員の方も、熱性けいれんで救急車は呼んでいいですよ!とおっしゃってくださいました)

「念のため」の心がけは大事です。

何かあってからでは遅く、何もないならそれにこしたことはないですからね!


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まとめ

今回は

「NICU退院後 赤ちゃんの体調は心配しすぎるくらいが ちょうどいい?」

  • 心配しすぎでちょうどいい理由(お嬢の退院後の様子より)
  • 赤ちゃんの体調不良時の対応

を中心にお伝えしました。

医師によっては

心配しすぎですよ、大したことないです

こんなことで来たの?

と言われる方もいるようで、傷ついてしまった…というママさんたちがいらっしゃる印象です。(もちろん、「いつでもきてくださいね」と言っていただける医師の方が多いのは確かです!)

客観的に見たら「大したことない」「心配しすぎ」と思われるかもしれませんが、そう言われたって気にしなくていいのです。

病気も回数を重ね、「経験」することで、「この子の場合は、この体調不良、大丈夫かな?」「これは急いで診察を受けないと!」とわかってくることが多いものです。

でもそれはしばらく後の話。

せっかく「助かった」我が子の命です。

不安であれば必要なだけ、頼れるところに堂々と頼りましょうね。

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