早産児2歳頃は虫歯に注意?歯のケアで大切なこと!
みなさんこんにちは!
お嬢が胎児発育不全だったため、648gの超低出生体重児ママになったlala♪です!
今回は「虫歯」や「歯のケア」をテーマにさせていただきます。
初めにお伝えしたいことは、早産児の歯だから、虫歯になりやすいというわけではありません。
(風邪をひきやすい、感染症が重症化しやすいといったような体の未熟さなどではないという意味です!)
ではなぜ、「早産児は虫歯に注意」なのかという理由からお伝えします!
虫歯に注意したいお子さんは?
そもそも、歯のケアを意識し始めたきったけですが、
友人の子2歳が入眠前の哺乳瓶をやめられず、虫歯にならないように中身をお茶や水にしてあげていたのですが、友人は仕事で多忙、さらに上の子もいて2歳の子はイヤイヤ期。
疲労が限界になり、そういう時には、欲しがるフォローアップミルクを哺乳瓶に入れて、あげてしまっていた時期があったそうです。
しばらくして、前歯が黒っぽくなっているのに気付き、歯医者に連れていくと虫歯が発覚!!
「この時期に虫歯なんてありえない」など
医者に言われて、とても落ち込んで…。
この話を聞き、夜間歯磨きが難しい状態で哺乳瓶(中身がミルク、母乳など甘いもの)を長く使用しているお子さんは、
本当に虫歯のリスクが高いんだ…!
と実感しました。
お嬢は哺乳瓶拒否があり、胃軸捻転症という病気で一度にたくさん飲めないので、夜間に2回、哺乳瓶で※栄養剤を飲んでいます。
そして、少なくとも2歳くらいまではそれを続けることになりそうでした。
栄養剤も糖分が入っているので虫歯のリスクは充分高いのです。
※お嬢は事情により、ミルクではなく栄養剤を飲んでいます。
\詳しくはこちらをご覧ください♪/
哺乳瓶を長く使用する子は注意
そう、つまり
「哺乳瓶で歯磨きが難しい入眠時、夜間時にミルク(栄養剤を含む)、母乳を飲んでいる子」は虫歯に注意していただきたいのです。
夜間添い乳をしている子も虫歯のリスクはありますが、早産児のお子さんは直母の継続が難しいことが多く、圧倒的に哺乳瓶を使用しているお子さんが多い印象です。
正期産、平均体重で生まれたお子さんは、哺乳瓶を使用してミルクを飲むのは1歳ごろまでのお子さんが多いのですが、
早産児のお子さんの中にはお嬢のように発達ゆっくりさんがいて、
・離乳食がなかなか進まず、食べられない
・コップ飲み、ストロー飲みがなかなか習得できない
という理由で、正期産のお子さんに比べて哺乳瓶&ミルクを1歳超えても継続しているお子さんが多い印象です。(特に夜間飲んでいるお子さんは要注意)
故に、「早産児は虫歯に注意」と考えています!
ちなみに、哺乳瓶&ミルクを継続してできる虫歯の症状は、
友人の子のように前歯が黒くなることが多いです!
虫歯対策のまとめ
そこで、虫歯対策を緊急にすべく、歯医者にフッ素を塗ってもらえるか、私のかかりつけの歯医者に相談したところ、
うちではうがい(ぐちゅぐちゅペー)ができるようになった頃を推奨しています
と言われてしまい…!
知人たちに話を聞いたところ1歳半~できると聞いていたので、他の歯医者でフッ素を塗ってもえらるところを探すことにしました。
一軒一軒あたるのが大変なので、地域の健康福祉センターに相談。
歯科衛生士さんがいたので、電話で1時間くらい(笑)相談にのっていただき、その時のお話をまとめます。
併せて、お嬢を歯医者に連れて行った際、歯医者でいただいたアドバイスもまとめます。
①小児歯科の相談
歯医者のフッ素は市販で販売されているものより約10倍の濃度。
ただし、万が一うがいができなかったとしても、ちょっとお腹に入っちゃったとしても大きな問題はないんだそう。
あとは、歯医者によってフッ素の塗り方は異なるとのこと。
歯科衛生士さんに早産児、1歳半でもフッ素が塗れる歯医者さんを探していただきました!
ちなみに、友人の話では「小児歯科」と検索すれば、だいたい1歳半から受け付けてくれるところが多い、
とのことです!
お嬢の紹介していただいた歯医者は、週に1日小児歯科の先生が来てくれるようで、
その日に行きました!
②ホームケア
歯磨き粉についてたくさんアドバイスをいただきました。
ここ最近、使用できるフッ素の濃度が上がったとのことで、厚生労働省のホームページに使用可能なフッ素の濃度が示されています。
おすすめしたい歯磨き粉は「フッ素の濃度が書いてあるもの」!!
歯医者で販売しているものなら、フッ素の濃度が書いてあるので安心です!
さらに…
お嬢は夜間2回、哺乳瓶で栄養剤を飲んでいるのですが、寝る前に歯磨きしたって意味ないですよね…
と歯科衛生士さんと、歯医者で聞いてみたところ、どちらも
そんなことないですよ!
やらないよりはやった方が絶対いいです!!
と言っていただけました…!
加えて歯医者では
1歳半だと、まだ食事のリズムや睡眠リズムが確立していないお子さんもいますので、
毎回食事やミルク後というよりは、寝る前に1日1回はリセット(歯磨き)できると良いですね。
とのことで、すごーく重く考えていたのでちょっと心が軽くなりました。
歯磨き以外にやることがたくさん山積みだったので(泣)
おすすめの歯磨き粉
歯医者で販売していた歯磨き粉を買いましたが、調べたところ、かなり細かく種類がありました。
ネットでも購入できるので、おすすめの歯磨き粉をお伝えいたします!
Check-Up (kodomo&gel)歯医者推奨!!
check-upの子供用の歯磨き粉、フッ素の濃度が500ppmFと、950ppmFがあります。
価格が安いのも魅力的です!!
さらに、950ppmFのものにはジェルとジェルじゃない低研磨入りのもの(ペースト)があり、どれを選んだら良いか簡単に説明いたします!
歯が生えてきた~うがいができるまで
うがいが難しいこの時期はジェルタイプ1択!
歯が生えたての時期は、500ppmFのジェルタイプがおすすめです。
ジェルタイプで500ppmFはバナナ味の1種類です。
ジェルタイプであれば、一応歯磨き後ふき取りをしてくださいとありますが、
そこまで厳密に気にしなくても、正直大丈夫のようです!
ただし、厚生労働省では歯が生えたての時期でも、900~1,000ppmFのフッ素を、使っても良いとしています。
かなり少量米粒程度(1~2mm程度)ですが。
1歳半頃であれば、950ppmFでも問題はなさそうです!
\950ppmFは3種類!/
うがいができる頃
だいたい3歳前後くらいかと思いますが(個人差があります)
うがいができれば低研磨入りのペーストタイプが使用できます!
こちらも500ppmFと950ppmFがありますが、時期的に950ppmFで良いでしょう。
\ペーストタイプ950ppmFは3種類!/
ジェルタイプを使用しても問題ないのですが、大人の歯磨きへ移行するための準備や導入で、こちらのペーストタイプを使っていくことをおすすめします。(特に6歳頃がおすすめかと)
注意!
大人用のcheck-upの歯磨き粉は1450ppmFでかなりフッ素の濃度が高いです!!
6歳未満のお子様は使用しないでくださいね。
\こちらが大人用!お子様と一緒に歯磨き粉、見直してみませんか?/
補足Q&A
コロナ禍で家庭内感染を防ぐ対策の一つとして、「歯磨き粉を分ける」というのをニュースで見たことがあります。
歯磨き粉が感染経路になりえるとの説でした。
歯科衛生士さんに
兄弟で使う歯磨き粉は分けた方が良いでしょうか?
と聞いてみたところ、できれば分けることが望ましいとのことです。
ただ、経済面など、ご家庭の事情で分けるのが難しい場合もあるので、「できれば」とのこと。
コロナ以外でも、小さいお子さんは風邪や感染症にかかりやすいので、個人的には、歯磨き粉は兄弟それぞれ分けることをおすすめします!
(歯磨き粉を別々にしても、家庭内感染を防ぐのはなかなか難しいところですが…。後悔するよりは、後悔しない選択をおすすめします!)
まとめ
今回の記事では
・早産児が虫歯に注意したい理由⇒哺乳瓶を長く使用するお子さんは要注意
・歯医者でフッ素を塗ってもらうことについて
・おすすめのホームケア(おすすめの歯磨き粉)
についてお伝えしました!
知識ゼロで虫歯対策に臨みましたが、実際歯医者に行き、フッ素を塗るのも半年に1回くらいいいですよと言われて(毎月通わないといけないのかと思っていました…!)ちょっと安心しました。
哺乳瓶長く使用しそうなお子さんは、ぜひ歯医者でフッ素を塗ってもらったり、歯磨き粉に気を付けたりしてみてくださいね♪